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近年、「闇バイト」と呼ばれる特殊詐欺グループによる強盗事件が相次ぎ、社会不安が広がっています。弁護士ドットコムの調査によると、もともと防犯対策をしていた人が22.4%に対し、こうした事件を受けて新たに対策を始めた人は21.6%。合計で4割以上の人々が何らかの防犯対策を講じていることが明らかになりました。
その中でも特に導入率が高いのが「防犯カメラ」で、防犯対策を実施している人のうち実に61.2%が設置しているという結果が出ています。センサーライト(約41%)、ホームセキュリティ(約40%)を抑え、防犯の中心的存在となっていることが分かります。
AI搭載で進化する防犯カメラ
従来の防犯カメラは映像を録画し、後から確認する役割が中心でした。センサー搭載機器であれば動きを検知して光や音を出すことで犯罪抑止を期待できましたが、人や動物を区別できないため誤作動も多いという課題がありました。
近年ではAI技術が搭載され、人間の動きや骨格を解析して即座に「人」を認識する機能が普及しつつあります。例えば、LIXILが2025年4月に発売する家庭用カメラ「新屋外カメラLS279」は、人間のみを検知して自動追尾し、ズームや警報音まで作動できる高性能機種です。さらにNTT東日本が提供を開始した「MIMAMORI AI」では、商業施設や無人店舗で暴力行為や転倒を検知し、人手不足解消にもつながると期待されています。防犯だけでなく安全管理や業務効率化にまで役立つのが最新の防犯カメラの特長です。
カスハラ対策にも活躍
また、店舗で深刻化している「カスタマーハラスメント」対策にもAI防犯カメラが活用されています。AIが顔の骨格や目の形など100以上の特徴から特定人物を認識し、過去にトラブルを起こした顧客をブラックリスト化。来店時に「対象者が来場した可能性あり」と通知されるため、スタッフが冷静に対応できる体制を整えることが可能です。マスク着用や横顔でも識別できるため、現場の安心につながります。人手不足の中で、AIがスタッフをサポートする仕組みは今後さらに普及していくでしょう。
技術進化と課題
防犯カメラの進化は犯罪抑止に大きな効果をもたらす一方、新たな技術に対抗して犯罪手口も巧妙化する「イタチごっこ」的な側面もあります。また、顔認証やデータ活用においては個人情報保護との両立も重要です。それでも事件捜査やトラブル解決において、防犯カメラ映像が決定的な資料となるケースは年々増えており、社会全体でその必要性は高まっています。
スカイテクノスの取り組み
株式会社スカイテクノスでは、創業20年・累計施工実績20,000件以上、防犯カメラだけでも6,000台超の設置実績を誇ります。家庭用から店舗・工場・マンションに至るまで、幅広いニーズに応じた最適なプランをご提案。最新のAI搭載カメラも導入可能で、設置から運用・保守まで一貫対応いたします。
犯罪抑止だけでなく、日常の安心や業務効率化までサポートできる防犯カメラの導入を検討されている方は、ぜひご相談ください。
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