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2025年9月8日、愛媛県新居浜市の食品製造施設にて埋設排水管の洗浄作業を行いました。こちらの施設は定期的にご依頼いただいている現場であり、今回は目立った詰まりや酷い汚れはありませんでした。しかし、洗浄によって管内をリセットすることで、害虫の発生抑止や臭気の防止といった効果を得られました。
食品工場において排水管は製造現場と同じくらい重要な衛生管理対象です。床や作業台は日常的に清掃されても、埋設排水管は「見えない部分」であるため管理が後回しになりがちです。しかし、内部に残った油脂・残渣・カビは害虫の温床となり、製造環境全体を危険に晒す可能性があります。
排水管内部は湿度・栄養・温度がそろった「害虫の繁殖条件」が整った環境です。特に以下の害虫が問題になります。
これらは食品に付着すれば「異物混入」となり、製品回収・信用失墜につながります。
油脂やスライムの蓄積は配管詰まりを引き起こします。排水が逆流すれば工場稼働を一時停止せざるを得ず、数百万〜数千万円規模の損害に発展することもあります。
汚れた排水管からは独特の悪臭が発生し、従業員の労働環境を悪化させます。臭気が製造ラインに及べば、製品への臭い移りという二次被害にもつながります。
食品衛生法第50条では、営業施設は「常に清潔を保持しなければならない」と規定されています。排水設備もこの対象に含まれ、清掃・点検の記録が求められます。
2021年より完全義務化されたHACCP制度では、排水設備は交差汚染防止の重要管理点とされます。排水の逆流や害虫発生は「危害要因」として扱われるため、洗浄や点検は必須です。
一定規模以上の食品製造施設は、ビル管法に基づき給排水設備の維持管理を行う必要があります。排水管清掃はこの基準に則した衛生維持の一環です。
作業前に専用カメラを挿入し、管内の状態を確認。映像から残渣の付着や油脂の状況を可視化し、清掃の必要性をお客様と共有しました。
排水管洗浄は「詰まった時に対応する」のでは遅く、年1〜2回の定期清掃が理想です。定期的に行うことで、
スカイテクノスは愛媛県だけでなく、以下の地域でも排水管洗浄を実施しています。
地域特性や工場規模に合わせた施工が可能です。
「以前は排水口付近で小バエが発生し悩んでいましたが、定期洗浄をお願いしてからはほとんど見なくなりました。カメラ映像で管内を見られるので、工場スタッフ全員が衛生意識を持てるようになりました。」(食品工場衛生管理担当者)
Q1:排水管洗浄の頻度は?
A:食品工場では年1〜2回が推奨。使用頻度によってはさらに短縮が必要です。
Q2:作業中に工場は止まりますか?
A:多くの場合、夜間や休日に対応できるため、工場稼働を止めずに実施可能です。
Q3:費用はどれくらい?
A:管の長さや施設規模により異なります。無料調査の上、お見積りをご提示します。
食品製造施設の排水管は「見えない部分」だからこそ、最もリスクが潜む部分でもあります。愛媛県新居浜市での今回の洗浄事例のように、定期的な排水管管理は害虫・臭気・詰まりを未然に防ぎ、食品衛生を守るための必須業務です。
スカイテクノスは、地域密着で積み重ねた経験と7,000件以上の衛生環境改善実績により、工場の「安心・安全」を支え続けています。
👉 食品工場の排水管清掃・衛生環境改善の詳細はこちら
公式サイト:https://skytechnos.net/eiseikankyou/
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